5歳からの予防接種

私たちは小さな頃から色々な予防接種を受けてきました。

それは生後1ヶ月を過ぎた頃から始まり、小学6年生から接種可能になる子宮頸がんワクチンまで。その殆どが重症化したり重い後遺症になったり死に至る可能性があるからでした。

現在の遺伝子ワクチンであるmRNAワクチンは、人類初のワクチンであり長期安全性はまだ分かっていないのは皆さんご存知かと思います。

本来健康な身体に使用するワクチンは、接種しなければ死亡するリスクが高いのであれば、ある程度の副反応が容認されるべきです。しかし感染率も低く重症化による後遺症のリスクや死亡リスクが小さいにも関わらず、接種を優先することは決してあってはなりません。

我が国の新型コロナウイルの死者の年齢を見ますと、20歳未満で死亡した症例は3例。その殆どがもともとの疾患のある方ばかりです。つまり健康な子どもたちは、誰一人新型コロナウイルス感染症で亡くなってはいません。

このようなデータを理解して、これから始まる5歳からのワクチン接種の必要性について真剣に考えていただきたいのです。

新型コロナウイルスの正体

新型コロナウイルスは、丸い形にトゲのような突起があることはご存知じかと思います。ウイルスが細胞内に侵入して初めて感染なのですが、侵入するためにはトゲの突起が人の細胞にあるACE2受容体と結合する必要があります。

それをまんまとやり遂げたのが新型コロナウイルスです。

そしてそのACE2受容体は血管内の血管壁にあり、そこから侵入するのであって多くは直接肺への感染ではありません。

新型コロナウイルスが細胞に侵入(感染)すると、増殖を繰り返しながらウイルスは血管の壁から外へ飛び出します。そこで血管を傷つけて血栓ができるわけです。その血栓こそが新型コロナウイルスの重症化の原因。血栓が肺の血管へ流れ込み血管を詰まらせて間質性肺炎を引き起こし人を死に至らしめるのです。

オミクロン株の正体

オミクロン株はコロナウイルスの中でも、あの武漢発生の新型コロナウイルスとは異なります。このオミクロン株は、人の鼻やのどから感染する上気道感染です。これはもともと私たちが昔から掛かってきた風邪のウイルスです。

つまり武漢型とは、感染経路が異なります。

その症状は、発熱、咳、倦怠感、咽頭痛、鼻水、関節痛。味覚障害は殆どありません。

これって、どう見ても風邪のウイルスです!

海外でも同じく、ほとんどが軽症で済んでいます。

感染が広がるわけ

ウイルスは約2周間で変異を繰り返すといわれています。変異を繰り返し感染力を強めながら、弱毒化するのが一般的なウイルスの常識です。

ではどうして強毒なウイルスは生き残らないのかと言うと、その毒性により感染した人を殺してしまい自分も死んでしまうからです。ウイルスは細胞にあるような核をを持たないため、自分だけでは増殖することはできません。増殖するためには、私たちの身体の細胞に侵入し、細胞が分裂して増えるという力を利用して増えます。感染した細胞が細胞分裂というコピーを繰返して感染した細胞を増やし続けるのです。

変異とともに感染力が強くなるわけですから、感染者も増えるわけです。しかし弱毒化していきますので、健康な方が重症化するためには毒性も強くなければ単なる風邪で終わるのです。

ただし、健康な人は自然免疫と獲得免疫いう強い防御システムがあるので重症には至りませんが、免疫力の低下しているお年寄りやもともと免疫系の病気を持っている方は重症化する可能性があります。

子供の免疫力は強い

無垢の赤ちゃんは、お母さんの胎盤や母乳から免疫をもらいます。自然免疫は1歳ころから発達を始めます。やがてハイハイしたり、物をなめたりして病原体にふれるようになり、免疫の力(獲得免疫)を蓄え病原体に強くなっていきます。その間は何度も風邪を繰り返し、年がら年中風邪があることは珍しくありません。

そして自然免疫は6歳ころに安定するといわれています。

生まれて弱かった赤ちゃんも、6年の間にバリバリの自然免疫という強い兵隊を持ったことになります。今まで色々な病原体と戦って経験を持った獲得免疫とともに、敵はメモリーされ同じ病原菌が侵入してきてもビクともしないようになります。

子どもが感染して発熱をすれば高熱になります。それは免疫力が強いためでもあり、病原体と戦っている証拠です。

ちなみにワクチンを打って発熱するのは、打って炎症を起こしている証拠。免疫が戦っていることとわけが違うと思います。それをワクチンが効いている証拠なんて言っている医師を、私は信用しません。

日本の感染者数

厚労省では毎日新型コロナウイルス感染症のデータを公開しています。

厚労省新型コロナウイルス感染症情報

こちらの性別・年代別陽性者数(累積)を見れば、10歳未満、10歳代の感染状況が分かります。

2022年1月30日発表現在

期間10歳未満の男性10代の男性10歳未満の女性10代の女性
2022/1/19~2022/1/2578,796142,14273,311
118,374
20歳未満の新型コロナウイルス感染者累計 412,623名

今まで20歳未満の合計412,623人の青年、子どもたちが新型コロナウイルスに感染しています。

そして死亡したのはたったの3人

もしも新型コロナウイルスに感染したとして死亡する確率は、0.000727%です。

日本の人口から見てみましょう。

厚労省発表日本の人口推計

日本の5歳から20歳未満の人口は、約1596万人です。

その中で新型コロナウイルスに感染した20歳未満の方は、2年間で412,632名ですので、

412632÷15960000=0.025854×100÷2年=1.29%

さらに死亡する確率は、1.29×0.000727=0.000937%ってことになります。

基礎疾患のない、健康なお子さんたちがこの3人(0.000937%)に入ると思いますか?

これだけがベネフィットなのです。

もうお分かりですね。

未来ある子どもたちに、わざわざ将来予測不能なリスクを背負わせる必要がないのは明白です。

ワクチン接種のリスク

免疫力の強い、若い男性に多いとされる新型コロナウイルスワクチンによる心筋炎のリスク。

以前ワクチン担当大臣の河野太郎氏は、「新型コロナウイルスに感染すると心筋炎の割合、それから結構重症の心筋炎になる方がいます。ワクチンでも心筋炎になる人もいるんですけれども、確率的にも小さいし軽症です。殆どの人は回復しています。全然気にすることはありません。」と言い切りました。

河野太郎氏 ワクチンの心筋炎について(YouTube)

実際は、新型コロナウイルスに感染して心筋炎になった方は、4人です。4人ですよ!

どこに結構いるんですか?

反対にワクチンを接種して心筋炎・心膜炎になった方は、全体で下記の通りです。(2021年12月24日の報告書より)
第74回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、資料1-7-1

ファイザー社 心筋炎 274件 心膜炎 116件

モデルナ社  心筋炎 200件 心膜炎 43件

そして10代、20代に多いことが分かっています。

心筋炎とは
心臓の筋肉組織に炎症を起きた状態であり、心筋組織の壊死につながる可能性のある怖い病気です。
軽ければ疲労、息切れ程度ですが、不整脈の原因ともなり突然死など直接死につながる可能性もあります。
原因はウイルスなどの感染による場合と、原因が特定できない場合もあります。

そして心筋炎になると入院して治療を受ける必要があります。ワクチンは無料でも副作用で入院・治療した場合は無料ではありません。

一度心筋炎になり回復しても、100がまた100に戻るとは限りません。100が70になったり50になったりすることだってあります。

こんなに割の合わない、未来どのようなことが起こるかわからない、まだ薬として認められていない特例承認薬を子どもたちに打たせるべきかよく考えてください。

下記は、新型コロナウイルスワクチン接種による副反応の報告書です。

第74回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、副反応疑い報告症例一覧(ファイザー) 資料1-1-2-1

第74回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、副反応疑い報告症例一覧(モデルナ) 資料1-1-2-2

ワクチン接種により重症の心筋炎となり、未だに集中治療室で生死の境を必死に生きている10代の子どもたちもいること忘れないでください。

最後に

ワクチン副反応検討部会に上がってくるデータは、すべて各医療機関の医師からの報告です。医師によってはワクチンとの関連性がないとしたなら報告は上がりません。すべてはその医師の裁量に任されています。

また医療機関の中には、旭川医大病院のように報告をしないことにしたが遺族からの依頼を受けてやむなく報告する例も上がるくらいです。

因果関係についてはわかりませんが、例年に比べて日本の月ごと死亡者数が今年の2月ころから増えているというデータも存在します。

子どもたちに限らず、大人たちも3回目、4回目とブーストすることが本当に必要なのかどうか考える時期にあるように思います。

一つしかない命です。ご自分でよく考えて行動され、お子さんににとって良い道を選択されることを祈ります。

私は強く、打つべきではないと考えます。

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